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One for All,All for One  ラグビーとお店つくりの共通点

日本で初開催にラグビーのワールドカップは、日本代表チームが初のベスト8進出と大躍進をしたこともあり、今までほとんどラグビーを見たこともないような人も巻き込み、全国的な盛り上がりを見せています。

ラグビーにまつわる有名な言葉に“One for All,All for One”というものがあります。日本語に訳すと「一人はみんなのために、みんなは一人のために」になります。

ラグビーは15人という大人数で行う球技で、パス、キック、モール、ラック、スクラム、ラインアウトなど様々なシチュエーションが目まぐるしく展開していきます。攻撃と守備が瞬時に入れ替わることもよくあります。

そんななか、一人の選手が「俺が俺が」と個人プレーに徹してしまうとチームが機能しなくなってしまいます。どんなスター選手であれ、個を抑えて、みんなのためにチームプレイに徹しなければ勝つことが出来ません。

All for Oneを、一つの目的(=試合に勝つこと)と訳す場合もあります。まさに、試合に勝つという目的のために、時には自己犠牲もして、一人一人が自分に与えられた役割をきっちりこなすことで勝利という目的が達成されます。

 

また、ラグビーはタックルされて倒れると、倒された人は必ず持っていたボールを離さないといけません。自分は倒れてしまったので、後は仲間達に任せるということです。チームメイトは倒れた仲間のところに駆けつけ、ボールを拾い他の仲間とともにボールをつなげていきます。みんなは一人のためにです。

 

 

さて、ラグビーのこの精神をお店(会社)に当てはめてみるとどうでしょうか。

 

私は、研修やセミナーの場では必ず接客はチームワークが大切だと言ってます。私の経験上、売場の人間関係が悪いところは必ず売上も悪いというのは、ほぼ間違いないです。

接客、品だし、レジや包装、飲食店ではホール、厨房、洗い場など、それぞれに自分の役割があります。一人一人がしっかりその役割を果たすことで、お店が機能します。

忙しいメンバーやお客様対応に困っているスタッフがいないかお店を見渡し、すかさず駆け寄るチームワークがあれば、お客様満足も向上します。

接客したのに購買につながらなかった時は、何が良くなかったのか教えてあげれば、販売力が向上します。

お客様が喜ぶお店にする、売り上げがアップするためには、ラグビー日本代表のようにOne for All,All for Oneの精神をみんなで共有し、チームワークを良くすることが最も大事ですね。

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